【タイ就業】英語力とタイ語力、どちらを伸ばすべき?

タイ就業を検討されている日本人の方から「タイで働くにはどの語学力が必要か」という質問をよくいただきます。公用語であるタイ語をビジネスレベルで話せなければ…と考え、転職活動と並行してタイ語学習を始める方もいらっしゃいます。
しかし、実際に重要視されているのは「英語」です。今回は、日本人がタイで働く際に必要な語学力についてご紹介します!
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タイ就業で必要な英語力について
多くの企業では、社内公用語として英語が使用されており、タイ語は話せなくても、英語でのコミュニケーション力を重視するケースが多いです。レベル別に、職務内容のイメージは以下の通りです。
《英語力不問》
・職場環境:従業員の大半が日本人、または社内に通訳がいる場合
・顧客: 日本人または日系企業のみ
・ポジション例:日本語の顧客対応が中心のカスタマーサポート職など
《日常会話レベル》 TOEIC600 点以上
・職場環境:タイ人スタッフが一定数おり、社内でのコミュニケーションや報連相、社内文書が英語である職場
・顧客: 日本人または日系企業が中心
・ポジション例:日本語の顧客対応が中心の法人営業職 など
《ビジネスレベル》 TOEIC 800 点以上
・職場環境:タイ人や多国籍な従業員が多く、会議で英語での参加、報告の場面や、海外拠点との連携もある職場
・顧客:タイローカル企業や外資系企業など、日本人以外との交渉やニュアンスの理解が求められる。顧客へ英語での提案を行う。
・ポジション:海外営業職やタイ人部下のマネジメント職など
面接ではタイ人スタッフが面接官になることも多く、英語での質疑応答が求められることがあります。応募予定の求人に記載されている語学レベルや、実際に英語を使う場面を事前に確認しておくと安心です。
また、職務経歴書には、語学力を証明する資格の追記のほか、以下のように英語レベルを記載するとスキルが伝わりやすくなります。
例:英語ビジネスレベル(会議をリードでき、資料作成も可能)
英語日常会話レベル(社内での使用経験あり)
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タイ語もできれば大きなアドバンテージ
一方で、タイ語が話せることは、タイ人スタッフとの信頼関係構築や業務の円滑化において大きな強みとなります。特にタイ人スタッフとの連携が多い職場では、タイ語の会話能力だけでも高く評価され、転職にも有利になることがあります。
タイ語は「挨拶程度」「話せればなお良し」という条件が多く、タイ語力が必須のポジションはそこまで多くはありません。ですが、簡単な会話ができることで、タイ人スタッフとの関係構築に前向きであることが伝わり、職場の人間関係やコミュニケーションが円滑に進められる可能性も広がります。タイ人スタッフとタイ語で話し、良好な関係を築くことができれば、転職先の業務でも多くのサポートを得ることができるでしょう。
面接や入社後にタイ語レベルを聞かれたら、単に「話せない」と答えるのではなく、「日々勉強中」とつけ加えると印象が良くなります。

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弊社パソナタイランドでも、タイ人スタッフとの日々のコミュニケーションは欠かせません。英語だけで業務は完結しますが、挨拶や雑談などで少しタイ語を使えることで、関係構築や業務上でのコミュニケーションも円滑になることが多くあります。
実際の募集中求人で必要な語学力について確認したい方は、ぜひ弊社キャリアアドバイザーとのヒアリング面談でもご相談くださいませ。
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