職務経歴書の書き方【タイ転職編】

職務経歴書とは
職務経歴書とは、自分の経験してきた業務内容と身につけたスキルを、在籍企業ごと・期間ごとにわかりやすく記載した書類のことです。具体的には、「どの企業で」「どのような職務を担当し」「どのような成果をあげ」「どのようなスキル・知識を身につけたか」を網羅的に記載します。転職活動において、職務経歴書は自身のスキルレベルを採用担当者へアピールし、採用基準に合致していることを証明するための重要な資料といえるでしょう。
履歴書との違い
履歴書とは、応募者のプロフィール情報をまとめた資料のことです。具体的には、顔写真・氏名・生年月日・現住所・連絡先・学歴・職歴・志望動機・自己PR・本人希望欄などの項目で構成されています。
対して職務経歴書は、経験してきた“業務”に特化して記載されています。履歴書とあわせて、職務経歴書の提出を別途求められるケースがほとんどです。
職務経歴書の主な項目
職務経歴書は、一般的に以下のような項目で構成されています。
– 日付・氏名:職務経歴書の提出日と応募者の本名を記載する
– 職務要約:職歴を200~300文字で総括する
– 職務経歴:経験してきた業務内容について、企業名・期間・担当部署・職務内容などにわけて記載する
– 活かせる経験・知識・技術:職務内容のなかから、応募先で活かせるスキルや知識を抜き出して記載する
– 取得資格:国家資格や民間資格、語学系資格をはじめ、応募先で活かせる保有資格を記載する
– 自己PR:自分の強みを列挙し、それを応募先でどのように活かせるかについて記載する
職務経歴書を書く際には、書き方のポイントをつかみ、経験やスキルを効果的にアピールすることが大切です。職務経歴書で意識すべき“5つ”のポイントを紹介します。
1. 職務要約は、採用担当者の目に留まるようシンプルにまとめる
書面の書き出しとなる職務要約は、詳細を見てもらえるかどうかを左右する重要な項目です。“簡潔にわかりやすく”を意識して、業務実績やマネジメント経験など、職務経歴書でアピールしたい内容を3~5行程度でまとめます。
<記入例>
2. 職務経歴は具体的に記載する
勤務先の名称は正式名称で記載します。また、事業内容や資本金、従業員数等、公開されている会社情報は具体的に記載しましょう。
<記入例>
3. 職務内容を具体的に記載、成果や実績は数字を用いてアピールする
どの部署でどのような仕事を担当したかを具体的に記載します。部署異動をした場合には、段落をわけて書くと分かりやすくなります。役職がなかった場合は、特に記載する必要はありません。
また、どのような工夫をして、どのような成果を出したかを記載します。具体的には、目標達成率、コスト面の貢献、部下の人数など、数値で表せるものは可能な限り具体的な根拠や数字とともに明示しましょう。マネジメント経験者は、取組みや工夫点、自身の個人業績の他、自グループ、自部署全体の実績も記載しましょう。
<記入例>
4. 活かせる経験・知識・技術は、転職先での活躍イメージが伝える
なるべく志望先企業で役立ちそうな業務上のスキルを選んで記載します。仕事にあまり関係のないものは省略してかまいません。語学力はタイ転職においてアピールになりますので、具体的に記載しましょう。現在勉強中のものを記入して、意欲のアピールにつなげることも可能です。
<記入例>
5. 自己PRは、転職先での活躍イメージが伝わるように効果的に活用
職務経歴書の中の自己PRは、あくまでキャリアを通じて「自分ができること」をアピールするものです。やる気や企業に対する志望動機などの思いを伝えるものではありません。長文で記載せず、簡潔な見出しを記載すると効果的です。
職務経歴欄で記載した実績や成果をより深める形で、目標をコミットメントし、それを達成する為に何を意識しているか、もしくは業務改善・効率化における事例など、自身が成果を出せる人材であることをアピールしてください。
<記入例>
――――――――――――――――――――――――――――――
弊社パソナタイランドでは、職務経歴書の添削やアドバイスをはじめ、転職市場動向などの情報のご提供や、キャリアプランのご相談も承っております!
1人の候補者様に専属のキャリアアドバイザーがついてサポートいたしますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。
以上、ここまでお読みいただきありがとうございました^^
#履歴書#職務経歴書 #レジュメ #書類選考 #通過率 #タイ就職 #タイ転職 #海外転職 #海外就職 #タイ求人 #タイ現地採用 #タイで働く #タイビジネス #パソナタイランド #PasonaThailand #パソナタイ