パソナタイManaging Directorへインタビュー タイ人のマネジメントについて

2020/10/29
Category:Tips

【第1回社長インタビュー】

インタビュー第一回目はパソナタイの鉤社長です。

タイや他拠点で経験した海外展開や実際のマネジメントの経験を語って頂きました。 

■日本国内から海外進出をするまでの道のり

私が最初に立ち上げた拠点はマレーシアでした。弊社は良い意味で(笑)放任主義なので、

立ち上げ当初は雇用契約書、就業規則はもちろん、パソコンもないゼロからの状況でしたので

全部一人で対応いたしました。

しかしながら設立すぐ、関係省庁のミスリードで事業上の大きな問題が発生しましたが、

コンサルティング会社や会計事務所、弁護士事務所などを走り回り協力頂きながら、ありとあらゆる情報を調査し、どうにかやってこれました。

結果的に労働法関連、経理関連等幅広い分野でかなり詳しくなったので、他人に任せず自分で把握する事が何より大事だと感じました。


 ■お客様から必要とされる総合人材サービス会社を目指す。

タイ拠点では去年まで主に人材紹介ビジネスをコア業務として展開しておりましたが、

今後は人材紹介の他に人事制度設計、研修、再就職支援サービスの提供等、お客様から必要とされる【総合人材サービス会社】を目指しております。

弊社は社会の問題点を解決するという企業理念の下、タイにある会社の成長の手伝うこと、タイで働く人々の幸せを創造することを使命としビジネス展開しております。

だからこそ、お客様から必要とされる企業でなければならないと考え、様々なHR関連のサービスを創出し総合人材サービス会社へと変化を遂げております。


 ■従業員が幸せである会社を作り上げることを第一に考え、会社風土を作る。

私は会社の利益や発展は勿論大事ですが、それ以上に従業員が幸せである会社を作り上げることを第一だと考えおります。

社内スタッフの就業満足度があがれば最終的には会社の利益や発展に繋がるを信じております。

従業員が成長しながら満足する環境作りをする一つに、従業員の自由度を上げることがポイントだと感じております。

自発的な社員は自由度を上げることで自分で物事を考えて実行をし成長するからです。

一方で、同時に規律と自由のバランスを保つことの難しさを感じております。

一定のルールを自由にすると日本人同士であれば、同じ価値観の中での常識があるので問題ないのですが、

タイ人と日本人の常識は全然違うので、どのように規律と自由を取り入れていくか現在も試行錯誤をしております。


 ■仕事を任せる勇気が部下の成長を促す。

部下を育てていく中で、仕事を任せる勇気が大事だと感じております。私もまだ若い頃に、上司からプロジェクトを一から任された際、責任という重圧はあったものの

大きく成長することができました。【役職は人を創る】という言葉は私が好きな言葉なのですが、できるだけ責任を持たせ自分で考えさせ行動させることが部下の成長を促すうえで大事だと感じます。

これは、タイも日本も関係ないと思っております。タイ特有な文化に関しては、あまりタイ人は本音で話さなかったり悪い情報は隠そうとする傾向にあります。

なのでできるだけ本音に言ってもらえるよう親しみをもって何でも話せる信頼関係を作れるよう心がけております。


■Pasona Thailand Managing Director 鉤伸秀

    2004年 株式会社パソナ 入社

                  日系・外資大手製造業メーカーの人材ビジネスの営業、

                  総務・人事系業務委託の企画、プロジェクトマネージャー

    2014年 Pasona HR Malaysia Sdn. Bhd. 設立

   2017  Agensi Pekerjaan Pasona Sdn. Bhd. 設立

    2018年 Pasona Recruitment (Thailand) Co., Ltd. (人材紹介事業)

    2020  Pasona HR Consulting (Thailand) Co., Ltd. 設立(コンサルティング事業)