【タイで子育てをしながら働く!(出産編)】

2020/10/01
Category:Tips

“将来海外に移住して子供を育てたいけれども、現地の状況がわからない”

“夫婦で海外に移住したい”

最近よく耳にするのが、日本ではなく海外に移住して子供をのびのびと育てたいとの声です。

しかし海外移住となると、現地での状況が詳しくわからなかったり、現地に移住して働きだすまでのハードルが高いのではないかと不安になっている方の声もよく耳にします。

そこで今回は“タイで働くお母さん”に焦点をあて、実際にタイでの出産を経て、子育てをしながら現地採用として働く弊社日本人スタッフの若名さんへインタビューしました。


Q1:タイでの通院から出産までの流れはどうでしたか?

最初は安心感を求めてバンコク市内の日本人窓口のある病院に通院していました。バンコク在住の日本人やミャンマーやラオスなど近隣国に在住する多くの日本人が利用する病院なので、病院自体は綺麗な施設で、最新の設備もあり、何よりも日本語が伝わるので凄く安心感がありました。

そんな安心感のある日本人窓口のある病院でも、1点だけ難点がありました。それは、費用が高いことです。

日本で産婦人科に通院しようとした場合、検診内容によりはするものの、基本的に検診費があまり発生しないケースが多いです。しかし、バンコク市内の日本人窓口のある病院に通院して検診を受けた場合、1回につき500010000バーツ(約1750035000円)かかるため、検診費だけでもトータルで1万バーツ(約35万円)以上かかってしまいます。さらに実際の出産の際に、普通分娩+産後の入院(個室)費合わせて約10万バーツ(約35万円)以上かかり、帝王切開になった場合は約13万バーツ(約455000円)もかかるため、通院+出産+産後の入院で20万バーツ以上(約70万円以上)かかってしまいます。

そのため私の場合は、通院の途中で別の国際病院に切り替えました。日本人窓口の無い国際病院のため、日本語は伝わりませんが、英語が伝わるため多少の安心感はあり、何よりも費用が抑えられます。病院にもよりますが、日本人窓口のある病院を利用した場合の費用の6割程の費用で済みます。

 

Q2:タイでの出産時には帝王切開が多いと聞きますが、実際はどうなのでしょうか?

タイでは普通分娩よりも帝王切開が一般的だと思います。

特に最初驚いたのが、タイでは帝王切開をする際には占い師やお寺で僧侶にいつ手術するのがベストなのかを相談することが一般的であることです。タイは仏教の国ですので、日頃から多くのタイ人の方が寺院に通われていますが、出産時にも帝王切開の手術日を相談するために寺院に行きます。*手術日の指定できるのは、私立病院がほとんどとなります。

私が出産した際には、最初は自然分娩で出産する予定でしたが、痛さを理由に直前に帝王切開に変更しました。日本の場合、帝王切開はどうしても自然分娩ができない場合の最終手段のようなところがありますが、タイでは帝王切開は頻繁に選ばれる手段であり、自然分娩から帝王切開への切り替えのタイミングも早いと聞きます。

 

Q3:タイの産前産後休暇と育休はどうなっていますか?

タイでは、産前産後休暇と育休は合わせて98日であると法律で定められています。

日本のように産前休暇〇週間、産後休暇〇週間、育休〇年の様になっておらず、98日の配分は自身で決めることになります。

日本の産前産後休暇や育休と比較すると非常に期間が短く仕事復帰のタイミングが早くなるため、実際に仕事復帰する際には困りました。

おすすめは、産前はギリギリまで働き、産後に多く休暇を使うことです。一般的に0歳から1歳までの1年間は夜泣きが酷い時期とされていますが、まさにその夜泣きが酷い時期から仕事復帰しなければならないので、寝る時間がほとんどない状態で働く時期が長く続きます。

 

Q4:仕事復帰後の保育園事情はどうなっていますか?

バンコクの場合にはなりますが、日系やインターナショナルスクールもあるため、多くの選択肢があります。そのため、タイで出産して子育てされる場合には、日本の都市部とは異なり、待機せずにすぐに入園させることができますので、共働きでお子さんを育てられている日本人の方もいらっしゃいます。

 

Q5:仕事復帰後の子育てと仕事の両立は可能ですか?

可能ですが、旦那さんの協力次第だと思います。私の場合は、家事は2人で分担しているため、そのおかげで仕事と子育ての両立ができています。

もし旦那さんの仕事の都合で家事を分担ができない場合は、ベビーシッターや家政婦を雇ったりしてサポートを得ることにより仕事と子育ての両立ができるようになります。日本と比較すると、比較的安い料金でベビーシッターなどを雇うことができるので、保育園が休みの際には利用していました。私が利用している保育園は月々16500バーツ(57750)で、英語とタイ語が話せる保育士さんがいます。ベビーシッターは、直接ベビーシッターを雇うかエージェントを通かにによって費用は変わってきますが、相場としてはフルタイムで12000-18000バーツ(約42000-63000円)、パートタイムで4000-9000バーツ(約14000-31500円)かと思います。安心感を求めるのであれば、高くてもエージェントを通すか、バンコク在住の日本人がよく利用するオンライン上の掲示板に載っているベビーシッターの利用をお勧めします。ベビーシッターは、タイ語だけ話せる方と、タイ語と英語が話せる方がいます。

 

Q6:将来的にタイに移住したいと考えている方々にコメントをお願いします!

海外転職する際に、必ず考えることの1つが将来の家族計画であり、不安となるポイントだと思います。私も実際にタイに来るまでは、不安や心配事が多かったです。

実際に子育てと仕事の両立は大変ではありますが、職場や周りの協力のおかげで充実したタイ生活を過ごせています。

もし何か不安な点や相談したいことがあれば、いつでも弊社までご相談ください。